1. TOP > 
  2. コラム > 
  3. ES(employee satisfaction)の高い 「いい会社」への転職を成功させる方法

ES(employee satisfaction)の高い 「いい会社」への転職を成功させる方法

2020-08-05

転職活動をするにあたって
ネット上で候補先の企業の評判や
コーポレートサイトをチェックされる方は
多いのではないでしょうか。
情報が多くてどれを信用したら良いかわからないと
悩んでしまうケースもあるでしょう。
社員を大切にし、やりがいのある会社で働きたい方にとって、
働いている人たちの実態がわかることは大切です。
従業員のES(employee satisfaction)が高ければ、
高いモチベーションで長く働ける可能性が高くなります。
ESの高い会社に転職を成功させる方法をご紹介します。
ES経営

そもそもESとは?

ESとはemployee satisfactionの略で、
従業員満足度のことです。
大きく3つの因子で構成されています。
人間関係因子
自己実現因子
経済性因子

ざっくりいうと人間関係因子は
職場の人間関係やチームワーク、
コミュニケーションに関わること、
自己実現因子は目標達成や成長に関わること、
経済性因子は賃金や福利厚生に関わることです。

これらのどれを重視するかは
個人によっても異なりますが、
どれか一つが突出してレベルが低ければ
ES全体としての評価も下がります。
企業側としては組織の成長につれて
バランスをとる動きをすることが
従業員の定着に向けた第一歩です。

転職者が企業のESを判断するにあたり、
経済性因子は年収・月収・賞与例から
ある程度明確にわかります。
しかし、それだけではESが高い企業とはいえません。
インターネットで転職活動を行う段階で、
企業の人間関係因子や自己実現因子を評価するには
どこを見たらいいのでしょう。

口コミサイトは全部鵜呑みにしてはいけない

元社員が在籍時の
企業の内情を書き込む口コミサイトを
参考にする方は多いかもしれません。
もちろん有益な情報源なのですが、
口コミサイトを全部鵜呑みにしてしまうと
転職対象となる企業が大きく減ってしまいます。

口コミサイトは企業を退職した人が書いています。
退職理由はネガティブな
理由であることがほとんどです。
その企業に不満を持っているから退職をするので、
自然と退職者の企業に対する評価は
辛辣になります。

これをそのまま鵜呑みにしてしまうと
世の中の多くの会社は
ブラック企業だとなってしまいます。
全てがブラック企業なのではなく、
ブラックな側面をどの企業も
ある程度持っている可能性があると
考えた方が良いでしょう。
特に中小企業やベンチャーの場合は
環境が整っていないことが多いため、
一般的にいうホワイト企業で働きたい人は
離職しがちです。

それに、辛辣な評価ばかりの
口コミサイトを見ていると
「どこにいっても同じなのではないか」
「今いる会社の方がましかも」
という気分になり、
転職活動のモチベーションが下がってしまいます。
どちらかというとネガティブな情報の方が多いのが
転職口コミサイトなので、
ほどほどに参考にするようにしましょう。

転職サイトの情報は口当たりの良い薄味のスープ

次に各種転職サイトに関してはどうでしょうか。
たくさんの企業の情報がまとまっているので便利ですが、
掲載する際のテンプレートが決まっており、
字数や写真など記事は画一的です。
その分比較しやすいのはメリットと言えます。

事業内容や人、組織に関して語れることが多い企業は、
字数の制限に収める必要があるため、
本来の企業実情よりも広く浅い内容になります。
あまり専門性を出しすぎると
間口を狭めるとの考え方から、
あえてざっくりした内容の
記事になっていることが多いです。

逆にそれほどアピールする内容がない企業も
多く掲載されています。
その場合は、広告代理店の担当やライターが
これまでの同業種などの取材経験をもとに
当たり障りのない内容を肉付けしています。

その結果、全体的に無難でそれほど
個性の差がない募集情報が
掲載された転職サイトが出来上がります。
つまりこれは口当たりの良い
薄味のスープのようなものなので、
企業の実情に迫るところまでは至りません。
転職サイトの掲載内容だけでESが
高いかどうか判断するのは危険です。
成功

ESについて知るにはホームページの内容が重要

やはり企業が自身で運営しているホームページ、
コーポレートサイトの内容は
必ずチェックする必要があります。
転職サイトの場合、
サイトごとに決められた書き方、
決められた用語に沿って書く必要がありますが、
コーポレートサイトは企業が自分の言葉で
自社について紹介・説明する場所です。

現在多くのコーポレートサイトでは
採用に特化したページを設けています。
採用におけるコンセプトや求める人物像、
さらに実際に働いている社員の紹介もここでされています。
どのようなコーポレートサイトなら
ESが高い会社の可能性があるのでしょう。

求職者にとって信頼できるコーポレートサイト

求職者にとって信頼度の高い、
従業員のESが伝わるコーポレートサイトは
以下のような要素があります。

・在籍している社員の顔写真が掲載されている
・社員の声がある程度のボリュームで掲載されており、本名が公開されている
・様々な部署の社員や、それぞれが行っている取り組みが紹介されている
・社内の写真、設備の写真、社員の働いている姿が画像素材として使われている

実際に働いている社員の声は
転職者にとっては重要な情報です。
もちろん自社に求職者からの応募を
集めるための記事なので、
不利になるような内容は通常書きません。
それでも大筋では信憑性が高いといえます。
特に社員の写真を掲載している場合は、
入社後に特定できるため
嘘の情報を載せることは考えづらいです。

社員の声が具体的であればあるほど、
あなたに合っているかどうか判断しやすくなるため
結果良い企業と巡り合う可能性が高まります。
前職、入社のきっかけ、研修の仕組、
現在担当している業務、社内の人間関係など。
これらを具体的に載せていれば
自分が入社後の働くイメージを
掴みやすくなります。
結果、企業としても求職者の入社後
ミスマッチを減らすことができるため、
しっかりした組織であれば積極的に
掲載したい内容となります。

さらに社員が掲載を承諾する会社なら、
人と人との関係性ができていると
考えることもできるはずです。
例えばあなたが働いている会社が、
様々な意味で「良い会社」ではなく、
人間関係も微妙で仕事に対する
モチベーションが低い人が多ければ、
社員がインタビューで掲載されることを
拒否するケースが多いはずです。
「この会社で働いていたという記録を残したくない」と
考えるからです。
ですので、良い会社であれば掲載に
OKを出す社員が多くモチベーションが高い、
つまりESも高いということになります

求職者にとって信頼度の低いコーポレートサイト

逆に信頼度の低いコーポレートサイトの例は以下です。
・顔写真がない
・社員の声があっても非常に短く名前がイニシャルだけ
・コーポレートサイト全編にわたって社長しか登場しない
・サイト内で使われている素材写真が
写真素材サイトから引っ張ってきたようなものばかり

このような企業は働き方について
あまり外にアピールできない部分が多いか、
組織が完成しておらず社長を中心とした
少数精鋭で運営しているスタートアップ、
短期的なスパンで考えている
ビジネスモデルの可能性があります。

もちろんこういった企業であっても、
稼げる、ビジネスマンとして成長できる、
企業が伸びる可能性がある、
将来の幹部になれるなどのメリットは見出せます。
ただ、今回この記事でお話ししている
「従業員のESが高い会社」という趣旨には外れます。
成功

一つの組織で長く活躍したい人は従業員のESが高い会社を探そう

働く目的が「長く働くことで生活を安定させること」で、
キャリアビジョンが
「経験を積む中でその組織にとって欠かせない存在になりたい」
というような方は、
従業員のESが高い会社に転職するのがベストです。
ある意味古き良き日本企業の姿ともいえる終身雇用、
年功序列の文化が残っている企業と言えます。
もしかすると刺激やビジネスの
ダイナミズムは少ないかもしれませんが、
安定と穏やかな生活は手に入る可能性があります。
“信念を大切にするいい会社がやりがいを大切にする人材をつなげる
<この記事を書いた人>
つむぎ株式会社 代表取締役社長 前田亮。静岡県立清水東高校、慶應義塾大学経済学部卒業後、新卒で株式会社船井総合研究所に入社。エンディング業界の立ち上げを行い、チームリーダー、グループマネージャーを得て、35歳で部長となり、BtoCサービス業全般を広く携わる。10億円未満の中小企業における「業績を伸ばす組織作り」をコンサルティング領域とする。「信念のあるいい会社」にもっと入り込んだお手伝いをしたいと2020年独立し、つむぎ株式会社を創業する。

CONTACTお問い合わせ

弊社サービスについて、ご不明な点がありましたら
お気軽にお問い合わせください。